○行ってきました（麦）○

最近はめっきり涼しくなりましたが、夜な夜なビールは欠かせません。
そんな大好きなビールがどういった過程を経てオレの手元に来るのかということが知りたくなりました。
オレの飽くなき探求心と、少年のような好奇心が胸をかき立てるのです。
きっと多くの人の愛情と努力を持って作られているに違いありません。

ま、ってわけで、先週土曜日にmutuさん、Ko-z君、にやりさん達と「キリン ビア ファーム」 行って来ました。

 

しかし、ワクワクしてめっちゃ早起きしてしまいましたよ。遠足の日の子供かっ！
11：30くらいの電車で出発する予定だったので11：00位に待ち合わせの約束をしていましたがmutuさんまさかの遅刻！
出だしから波乱含みとなってしまいましたが、そこはKo-z君が調整してどーにか出発に漕ぎ着けました。
オレは別に何もしません。

さて、西鉄電車で天神から小郡まで行き、そっから甘木鉄道で大刀洗まで行きます。
そんなときに有り難いのが「KIRINガーデンクーポン」です。
まぁ往復の電車賃が300円程度割引になった上に、レストランでの食事代が1割引+ビール1杯無料という、ちょっぴりお得なのがあるんで、行かれる際にはぜひご利用下さい。11月いっぱいです。

さて、そんな感じで小一時間かけて辿り着きました。

「キリン ビア ファーム」

木造の麒麟のオブジェがあります。

麒麟稲荷なんて神社もあります。

 

・・・ってそんなんどーでもいいです。
とっとと工場見学すませて、ビールの試飲とシャレこみましょーや！
じゃねーや、オレがいつもビールをいただけるのはこのこの工場で働く人々のお陰と感謝しつつ、その作業工程を純粋に拝見したいんです。はい

さて、この工場見学なんですが、予約が必要です。現地でもできますが事前予約が望ましいでしょう。
13：00に予約をしていましたが、オレらは遅刻したので現地で予約の仕直しと相成りました。
現在13：30・・・で予約が15：00。

1時間半も時間を潰さねばなりません。しかもそっから工場見学50分ほどとなると、試飲に辿り着けるのは2時間半後っ！あまりにも過酷じゃないですか。ここまで飲まず食わずできたのに・・・。

まーしゃーないんでコスモスでも見ながら飲み食いしようかと言うことに。本当はできたて（かどうかは知らんが）のビールを飲みたかったのですが背に腹は代えられないですから、とりあえず缶ビールでいいやと思いながら。
ここは季節毎に色んな花が楽しめるようです。いまの時期ですからコスモスですね。
コスモスを敷き詰めたような風景を見に多くの人々で賑わっておりました。




そこに隣接するようにテントが出ており、そこで食料が調達できます。
見て下さい、この美しい広大なコスモス畑には目もくれず、砂糖菓子に群がるアリのように、浅ましき人間どもがたかってます。



とは言え、オレの腹もかなり減ってたので取り急ぎ豚バラを買って、さてビール、ビール・・・

ってかビールが売ってねぇ！！

なんでも昨今の飲酒運転等の問題もあって、屋外でのビールの販売はしてないらしい。
ビールを飲むならレストランでってことらしいが・・・そのレストランも

1時間待ち！

1時間半後から工場見学なのに1時間待ってレストランに入ってる場合じゃないので、そこはやむなくビールもなく屋外で飲食するハメになりました。しかし、なんでこんなビールが量産されている工場の真ん前でビールを飲めずにいるのか意味がわからん。
まぁそんな感じでケバブなどを食いながら待ってたわけですが、ずっと葛藤していることがありました。

ここでなんか飲み物を飲むかどうか

です。
いい感じで喉が渇いているので、このままビールを流し込みたい気持ちはヤマヤマですが、もういい加減なんか飲まんとやっとられんぞ！ってのも事実でした。そんな状態で食べ物を食べてるわけですから、もう口ん中は乾きまくりですよ。
しかし、ここまできて今何かを飲んでしまったら負けのような気がしたので我慢しました。

オレができないことの「No.1=我慢」

やったよオレ！

さて、いざ工場見学ツアーの開始です。
まず、映画館のような場所でキリンが取り組んでいるエコ活動についてダラダラと観せられます。まぁ言ってることはわかるが、半ばうつらうつらと来ていたので内容はあまり覚えていません。
で、いざ内部へと入っていく訳ですが麦やらホップやらを見せられ、なにやら説明されましたが内容はあまり覚えていません。
で、ビールを造る巨大な釜を見ながらあれやこれや説明されましたが内容はあまり覚えていません。
そして本来ならこっからバスで見て回るってことだったらしいですけど、なんせ工場が動いてないので

割愛されました。

いま、ブログを書こうと思って工場見学中何があったか必至に思い出そうとしてみましたが、やっぱなんも覚えてないや。ってか聞いてなかったし。
ってか、ぶっちゃけそんなん造る行程なんぞ興味ないわ！大切なのはプロセスじゃねー結果だ！！
目の前にビールがある現実、それだけが重要でオレの手元に届くまでの何があったのかなんぞ興味ないわ。
そんなもんオレからしたらタダでビールが飲めるために来とんじゃー！！としか言いようもありません。
ま、交通費+労力+時間という点でもはやタダではありませんが。

ってわけで、予定よりも早く試飲ができることとなりました。

まぁ試飲と言っても2杯しか飲めないんですが、mutuさんの試飲券をいただき3杯飲めました。
でも時間が15分くらいしかないので、のんびりまったり飲んでる場合ではない状況です。
ちゃっちゃか飲んでとっととレストランへと向かいました。

レストランでは例のクーポンの食事1割引券とビールタダ券が使えます。
で、ここでしか飲めないらしい「モルティーブラウン」というビールも頂きました。



けっこー茶色いビールで、味は地ビールっぽい味でした。オレは黙って一番搾りの方が美味いと思いますが、他の方々はまんざらでもないようでした。う～ん。

そーこーしてると隣の席にいた酔っぱらいのじいちゃんがこっちのテーブルにやってきて、超からまれました。mutuさんがめちゃくちゃ煽るから調子に乗ってじいちゃんが訳の分からないことを口走ってましたが、完全に矛先はKo-z君に向かっておりました。
Ko-z君がそのじいちゃん達と戦ってる間にオレは睡魔と戦ってました。あぁコスモス畑の妖精さんがオレを連れていこうとしてる。

 

 

あー楽しかった！

オレはもうクローズ気味でしたが。

 

このあと居酒屋にも行きましたが、そこではオレは完璧にシャットダウンで座敷で横になって寝てました。
日が変わろうかと言う頃の解散でしたが、Ko-z君とにやりさんはそっからまたどこかに行きましたからね。
連邦のモビルスーツはバケモノか！

 

じゃ、せっかくなのでビール工場見学で唯一修得したわざをご覧頂きましょう。
ま、知ってる人もいるかも知れませんがビールを美味しく飲むために、三度に分けて注ぐ注ぎ方らしいです。
ビール工場でお姉さんが実演して見せてくれたんですけど、それを見てオレが隣に座ってたko-z君に「缶で直接飲んだらいかんと？」って素朴に聞いたら「缶ビールを美味しく飲むためのつぎ方ですから」なんてヘリクツ言うもんだから、オレもチョット意地になって「缶で直接飲んだらマズいと？」って聞くと「より美味しくするためです！」などと逆ギレされました。

これをやるには背が高くて口が少ししぼられた形のグラスが適してるそうです。

じゃ。

 

まず、高い位置から注ぎ、グラスの中を泡だけにします。それをしばらく待って、泡とビールが5：5になるまで待ちます。

5：5になったところで、今度はゆっくり注ぎます。しばらく待って泡とビールが3：7になるまで待ちます。

3：7になったところで、またチビチビ注いで泡がグラスの口よりも盛り上がるまで注ぎます。

出来上がり。

 

 

 

 

しかし手間の割に美味くなったかどうかもわからないんでお薦めはしません。
いや、別段なんら変わりません。

 

 

 
まぁそんな感じで楽しかった「キリン ビア ファーム」でしたが

ウチはアサヒなんだよねー！

でわっ！(￣O￣)ﾉ