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ちなみに皆さんBOOWYはご存じでしょうか。
昔はみんなBOOWYを聴いてました。
オレもタイムリーではないんですよね。オレらの何個か上の世代でギリギリくらいだろうけど。
この日本が誇るスーパーロックバンドのメンバーはVo.氷室京介、Gu.布袋寅泰、Ba.松井恒松、Dr.高橋まことの4人組(結成当初は6人)。後のたくさんのバンドに大きな影響力を及ぼしました。
最近って、こんなロックスターってあまりいない気がする。何てんすかねぇ、こうロックスターって別世界の人じゃないと。雲の上の存在ってゆーか、親しみやすいような人たちが普段着で歌ってるよーなんじゃダメだと思うんですよね、個人的に。そーゆーみんなの憧れだったBOOWYも1988年4月4・5日の東京ドームライブを最後に人気絶頂で解散しました。
そしてオレも「バンドを始めた」って、けっこー前にちょっとだけ申し上げましたが、そのバンドも先月・・・
解散しました。
スピード解散です。電撃結成かと思ったらスピード解散。
芸能人の離婚スキャンダルみたいなもんですね。
つっても、はじめから企画モノだったんで長期に渡ってやる予定でもなかったんですけどね。っつか、むしろ予定よりすげぇ長引いた。
そもそも今回のバンドのコンセプトは「今さらBOOWYをコピーする」っつーお遊びのバンドでした。
なぜ今さらBOOWYかってーと、もう1年だか、2年だか前の飲みの席で、中学校の頃に聞いていた音楽の話からBOOWYの話題になりました。同年代の人達なんでめちゃくちゃ話が盛り上がって、青春時代の思い出に花を咲かせたもんです。
こーゆー事を話し出すとオヤジです。
で、オレが「じゃ、今度、BOOWYバンドをしましょうよ」て提案すると、なんとな~くそう言う話になっていきました。ま、大人の世界ですからね、空気を壊さないように大人が話を合わせたみたいな社交辞令的なもんですよ。それから1年以上放置されてた話だったんですが、ある日「あ、メンバー集まったんで明後日スタジオ入りますから」と、突然言われました。
きゅ、急だな・・・ってか、まだその話は生きてたのか。と、内心思いましたが、楽しそうなんで乗っかることになったわけです。
若かりし頃、みんな通過してきたであろうBOOWYを演ることによって、大人になった僕らが無くしてしまったものを取り戻そう的、まさに“原点回帰”です。
あと、もう「今日びBOOWYをコピってるヤツなんていないだろう」というレアさ狙いで。
で、オレが
ボーカルです。
歌唱力なんざ持ち合わせちゃいませんが
ボーカルです。
なんつーんすか?こう溢れ出る
カリスマ性?
立ち振る舞いの
艶やかさ?
スターの素質があるものだけが身にまとう
オーラ?
が、オレをボーカルというポジションに位置づけてしまうのでしょう。
え?あ、ウザいっすか?
はいはいそーですよ、楽器がなんも弾けない上に、今更楽器の練習なんてするわけもないほど怠惰だからボーカルですよ。
ま、でも生演奏をバックに歌えるっつーちょっと豪華なカラオケ的感覚で楽しめました。
オレ以外はしっかり音楽をやってこられた方たちなので、こんなオレの自己満足のためのお遊びバンドでしたが、わりとカタチになってました。BOOWYっていや、オレとタメのバンドマンなら誰しも通る道と言うこともあり、むしろオレより他が楽しんでた感がありますが。
そんな感じで週1くらいのペースで練習に勤しんで参りました。
で、3月のライブを持ちまして解散という運びになったのです。
そのライブってのも、例によって唐突に決まり、日取りが決まったのはいいものの、モチベーションの下降と、仕事の忙しさが相まって、2週間ぐらい練習もしないまま本番を迎えるハメに。 でも、お店が開く前の2時間を使わせて貰えるってことなので、ハコ代はタダ!条件が良かったので決行することに。
しかし、曲順だの何だの細かい打ち合わせもすることなく訪れたライブ当日。リハもなく、ただただ飲んでました。まった計画性もクソもないバンドである。
バンド名すらないからね・・・。
で、最初は職場の後輩の2人組がアコースティックな感じで歌ってました。
永いことお友達なんで、息が合ってましたよ。この子も長崎出身者ですわ。
さぁ職場の後輩達の演奏が終わり、いよいよ真打ち登場ってコトでオレらの番だったんですけど・・・メンバーはたいがい出来上がって顔が真っ赤。ってかフツーに飲み過ぎ。
練習不足の酔っぱらい達が、打ち合わせもなしにちゃんとできるかは甚だ疑問でしたが、不安を抱きつつもライブが始まりました。
えっと、ちなみにやった曲は
1.BAD FEELING
2.LONGER THAN FOREVER
3.BEAT SWEET
4.DRAMATIC? DRASTIC!
5.Justy
6.PLASTIC BOMB
7.ホンキー・トンキー・クレイジー
~アンコール~
8.NO.NEW YORK
です。
しかし盲点だったのは「アンコール」でした。
まったく考えてなかったし、用意してなかったんですが、そこはやっぱバンドマンたちはすごいですね。ほとんど即興に近いのにフツーに弾いてました。オレはボロボロでしたが。
いや、でもぶっつけ本番でもどーにかなるもんですね。
自分の本番強さに感心しました。
これが
王者の風格?っつーんすか?
頂点に立つ者の貫禄?っつーんすか?
偉大なる才能?っつーんすか?
凡人とは次元の違いを見せつけてしまうのでしょう。
え?あ、ウザいっすか?
歌詞、間違えまくりだったけど。
ま、そこは愛嬌でカバー。
歌唱力のなさは、とりあえず動くしかないですからね。とりあえず跳んどきました。
で、ペダル踏んでベースの音消しちゃったりしたけど。
ま、そこははちきれんばかりの笑顔でうやむやに。
イントロで暴れすぎて歌い出し息切れてたけど。
ま、そこは客にマイク向けて客に歌わせる方向で。コピー曲強ぇ!みんな大体歌える。
まぁ、そんな慌ただしくも楽しいバンド生活でした。
見に来てくれたオーディエンスのみんな!ありがとう。
一緒にプレイしてきたメンバー達!ありがとう。
そしてオレ!ありがとう。マジ、ありがとう。
ただ、この数ヶ月のバンド生活で得たモノは
オレ、マジで音楽は
向いてねぇ!
ってことでした。
よかった、先々で気づかなくて、勘違いして音楽で生きていこうなどと思わなくて。・・・高校の時にすでに実感はありましたけど。
ただ、最後にひとつやり残したことがり、それだけが心残りです。
We Are BOOWY!!
って叫びたかったな。
でわっ!( ̄O ̄)ノ
でしょぉ
数年前にリバイバルヒットして逆に二十歳そこらもまたBOOWYをけっこー知ってる世代なんですよね。ちょうどハズレたんでしょうか。
ジャンプはそんな激しくは飛んでないですよ^^;
ただ頭を振る際の髪の振り乱し方はロックスターのそれです。
ソロかぁ・・・無理です。バンド内で一番使えないヤツのそろなんてアリエナイ!
俺はBOOWYはわからない世代なので、この興奮を地肌で感じられないのが悔しいですね。
本当にライヴまでやるとは…!見てみたかったです。
俺の中のロックスターの定義はジャンプした時のシルエットです。
どうでしたか?ペダル踏んだ時のシルエットは?
バンドも解散したことだし、次はソロデビューですね!
新人いびりではなく、新人がオレのなかで「他人」から「同僚」になるまでの期間が半年程度必要だったってだけの話ですよ。
しかしカリスマ・・・貫禄・・・才能・・・言ってて虚しくなりました。
だって、どんな言葉もオレを形容するには足りない。
●宮城ま咲さん
お互い、秀でた才能に恵まれると辛いですね。
楽器の練習なんて泥臭いことできっかよって話です。
しかし、「努力すること」も才能なんですよね。
ほんとバンドって存在感ありきだと思うんで、隣の兄ちゃんみたいなんじゃ絶対だめ。
●征吾さん
それ、みんなに「言え」って言われたんですが断固拒否しました。
さすがにそれは世代が違うと知らんって!
ちなみにその台詞は「イメージダウン」ですよ