○あるほのぼのとした話○

なんかこう梅雨だってのに雨があまり降らないですね。
雨が好きなワケじゃないですが、降らないならもう梅雨明けでいいんじゃない？

ま、そんな梅雨の鬱陶しさと暑さとの中、最近仕事もにわかに忙しく不快指数も容易に我慢の臨界突破です。
ただでさえ殺意と憎悪に満ちた性格が、普段にも増して黒く澱んでいくのを感じます。
そーゆー時はやはり一服するに限るのですが、どこもそうでしょうが、職場内では喫煙できないので裏に行って煙草を吸います。
まぁこれがなんとも至極のひとときです。よりよい仕事をするためにコーヒーと煙草でリラックスさせるわけです。こーやって精神状態を良くしとかないと職場内での空気も悪いし、仕事にも影響出るしね。癒し、癒し～。

 

そんな感じで煙草を吸っていると、向こうから母親と男の子が歩いてきました。

 

 

男の子はまだ小さく、お母さんに手を引かれながらゼンマイ仕掛けのおもちゃのように、ヨタヨタと愛くるしく歩いてました。

 

 

すると、オレの前辺りでちょこんと座り、手に持っていたおもちゃか何かの箱をまじまじと見出しました。

座り込んだ男の子を、しばらくお母さんは黙って様子を見ておりましたが、一向に動く様子のない男の子に「ほら、行くよ？」と優しく促しました。
それでも男の子は微動だにせず、箱を見ながらぶつぶつ独り言を言いながら何かを解析している風でした。
お母さんが再三「立って」と言うにも関わらず、男の子はガン無視。立つ気がないというよりは、完璧に自分の世界に入り込んでしまっている様子でした。

 

5分くらいそんなやりとりが目の前で繰り広げられていると、男の子は突如立ち上がり、あさっての方向へひとりで歩き出しました。
「ちょ、ちょ、そっちじゃないよ」とお母さんがあわてて軌道修正しようとしますが、なぜかお母さんが行きたい方向以外へと歩いてました。
男の子は終始箱から目を離さなかったので、方向が見えなかっただけかも知れませんし、その方向へ行きたくなかったのかも知れません。

とにかく、そんな自由な子供に翻弄されるお母さんとのやりとりが、なんとなく微笑ましかったです。

言う事を聞いてもらえずお母さんは大変だったでしょうが＾＾；
しかしほんと子供って無邪気で自由だなぁ～。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だがなぁ！

命令系統に従えんようなヤツぁいらん！

オレのもとでは絶対服従！！

「YES」以外の言葉は許さん！！！

と、最近は職場内で「仏のKowju」などと呼ばれるほど、めっきり丸くなって優しさエスカレーションでしたが、たるみきった職場の風紀と規律を正すべく、もうちょっと厳しくした方がいいかな？などと思いました。
さっきの男の子のような振る舞いは子供だから許される。あるいは大人の社会でも容認されるかも知れない・・・ですが、オレの前では

万死に値う行為です。

オレに逆らうことは許されない。

今一度、それを皆さんに再認識していただかなければな・・・と心に決め持ち場へと戻りました。

でわっ！(￣O￣)＞ﾋﾞｼ